Netscape や Outlook Express の受信トレイ自体が検疫されてしまう
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状況
Netscape や Outlook Express で電子メールを受信した時に、Norton AntiVirus Corporate Edition (NAVCE) や Symantec AntiVirus Corporate Edition (SAVCE) で 受信トレイ.dbx や Inbox からウイルスが検出されてそのまま検疫される。その後、Netscape や Outlook Express で今まで受信したすべてのメールが消失している。
解決策/詳細
Netscape や Outlook Express は、受信トレイに保存されているすべての電子メールを 1 つのファイルとして保存しています。これらの POP3 形式の電子メールプログラムに関しては、電子メールを開いて添付されたファイルを実行した時にリアルタイム保護機能でウイルススキャンが行われます。電子メールの添付ファイルを実行する時は、実際には電子メールプログラムによってローカル上に一時的に作成された添付ファイルに対してウイルススキャンが行われています。このため、通常は受信トレイなどのメールボックスファイル自体からウイルスが検出されることはありません。
ごくまれに、受信トレイファイルの中からリアルタイム保護がウイルスパターンを検出し、受信トレイファイル自体が検疫されるという現象が確認されています。この現象は、NAVCE/SAVCE のリアルタイム保護が Outlook Express や Netscape の受信トレイファイル自体を保護していることが原因で発生しています。この現象を回避するために、テクニカルサポートでは受信トレイファイルをリアルタイム保護のスキャン対象から除外することを推奨しています。
注意: NAVCE/SAVCE では、Outlook Express や Netscape の電子メールを開いて添付ファイルを実行した時にのみウイルススキャンが行われます。受信トレイファイル自体をウイルススキャンし、電子メールに含まれたウイルスを検出しているわけではありません。このため、受信トレイファイルを除外してもウイルス保護機能が低下することはありません。
受信トレイファイルの保存されている場所:
各電子メールプログラムの受信トレイファイルは、以下のようなファイル名で保存されています。
- Outlook Express 5.x/6.x:
- ファイル名:
受信トレイ.dbx
- 保存されているフォルダ:
C:\Windows\Application Data\Identities
C:\Windows\Profiles\<ユーザー名>\Application Data\Identities
C:\Winnt\Profiles\<ユーザー名>\Application Data\Identities
C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\Identities
- Netscape 4.x:
- ファイル名:
inbox
- 保存されているフォルダ:
C:\Program Files\Netscape\Users
- Netscape 6.x/7.x:
- ファイル名:
inbox
- 保存されているフォルダ:
C:\Windows\Application Data\Mozilla\Profiles\default\<ランダムな数字>\Mail\<POPサーバー名>
C:\Windows\Profiles\<ユーザー名>\Mozilla\Profiles\default\<ランダムな数字>\Mail\<POPサーバー名>
C:\Winnt\Profiles\<ユーザー名>\Application Data\Identities
C:\Documents and Settings\<ユーザー名>\Application Data\Mozilla\Profiles\default\<ランダムな数字>\Mail\<POPサーバー名>
NAVCE/SAVCE のリアルタイム保護で除外を設定する方法に関しては、以下の文書をご参照ください。
検疫された受信トレイを復元する方法:
受信トレイが検疫場所に移動されると、Outlook や Netscape は次回受信トレイが開かれた時に新規のメールボックスを作成します。 検疫された受信トレイを元に戻して消失した電子メールを復元するには、以下の手順にしたがって操作を行ってください。
注意: すでに新しい受信トレイに電子メールを受信している場合は、受信トレイ内のすべての電子メールをあらかじめ別フォルダに移動しておく必要があります。
- OutlokExpress や Netscape が実行中であれば終了する。
- 以下の手順にしたがって受信トレイを検索する。
- Windows 9x/Me/NT/2000 をご使用の場合:
- [スタート] ボタンをクリックし、[検索] - [ファイルやフォルダ] を選択する。
- [名前] ボックスに、以下のように入力する。
- Outlook Express 5.0 の場合: 受信トレイ.dbx
- Netscape の場合: inbox
- [探す場所] が [ローカルハードドライブ]、または (C:) になっていることを確認する。
- Windows 9x/Me の場合、[サブフォルダも探す] がチェックされていることを確認する。
- [検索開始]ボタンをクリックする。
- Windows XP をご使用の場合:
- [スタート] ボタンをクリックし、[検索] を選択する。
- 「何を検索しますか?」で、[ファイルとフォルダすべて] をクリックする。
- [名前] ボックスに以下のように入力する。
- Outlook Express 5.0 の場合: 受信トレイ.dbx
- Netscape の場合: inbox
- [探す場所] が [ローカルハードドライブ] になっているlことを確認する。
- [詳細設定オプション] をクリックする。
- [システムフォルダの検索] と、[サブフォルダの検索] にチェックが入っているlことを確認する。
- [検索]ボタンをクリックする。
- 検索されたファイルが 1 つの場合は 手順 4. に進む。2 つ以上ファイルが検索された場合は、それぞれのファイルが保存されている場所を確認し、該当するファイルを特定してください。
- 受信トレイファイルを右クリックし、[名前の変更] を選択する。
- ファイル名を「受信トレイ.bak」に変更する。
- NAVCE/SAVCE メイン画面を起動する。
- 左側の画面で [表示] - [検疫] を選択する。
- 受信トレイファイルを選択し、[復元] ボタンをクリックする。

文書番号(ID): 20021108205025949
最終更新日: 04/11/2007
作成日: 11/08/2002
OS: Windows 95, Windows 98, Windows Me, Windows NT 4.0, Windows 2000, Windows XP Home, Windows XP Professional
製品: Norton AntiVirus Corporate Edition 7.x, Symantec AntiVirus Corporate Edition 8.x